空の下

フリーランスの編集者/ライター、佐藤の日記です。主な仕事に『栗村修の気楽にはじめるスポーツバイクライフ』『栗村修のかなり本気のロードバイクトレーニング』(いずれも洋泉社)、雑誌『バイシクル21』連載「輪上生活」など。ほかにも雑誌、WEBへの執筆多数。sato.takashi0970あっとgmail.com

7月2週

13(土) 街乗り35㎞ 出来るだけ早いペースで。 途中秋ヶ瀬公園に遠回り。 シートポスト、フロントディレイラーのクランプ部を掃除したらずっと悩まされてきたダンシング時の音鳴りが消える。 自転車とは複雑な乗り物だなあ。

7月第1週

1(月) LSD62㎞ 5(土) ロケしつつ68㎞ 8(日) 物見山一週88㎞ 平坦で20mレースペース。195拍まで上がる。 先日交換したタイヤはまたタイプAだが、よい感じ。

6月第2、3週

15(土) 40㎞ 159bpm×25m 18(火) 街乗り50km 22(土) 40㎞ メディオ25m 24(月) 街乗り58㎞ もしかして、今月400㎞くらいしか乗っていないのか。 自転車趣味人とも呼べないレベルだ。

6月第1週 梅雨?

3(月) 流し58㎞ 心拍数上がらず、調子悪いのでだらっと。 7(金) 流し48㎞ ……。 8(土) LSD84㎞

5月最終週  ぼんやり

28(火) 打ち合わせで街乗り52㎞ 以上!

5月第4週 どぜうとLSD

21(火) LSD58㎞ 22(水) 流し20㎞ BB交換。異音解消。大変に調子悪く、心拍数が上がらない。 が、ちょっと昼寝をしてドジョウを食べたら回復。 23(木) LSD82㎞ 途中でスローパンクし、ちんたら走る。 25(土) 物見山92㎞ 上り以外はLSD。 26(日) 茨…

5月1、2週

9(木) 取材で流し62㎞ 校了前といはいえ、何もやっていないに等しい! 工程を上手に組めないのはフリーランスとして致命的である。 終わったら走りまくろう。

4月最終週

23(火) ローラー1h L3≒SST≒メディオ159bpm×40m いい感じに脚が回る。 27(土) 某撮影のモデルで街乗り35㎞ 28(日) 物見山二周。大東坂で194拍まで心拍数が上がる。 往復の平坦はSST≒メディオでファストラン的に。 30(火) ローラー1h SST40m(159…

4月第3週

16(火) ローラー1h レースペース10m イマイチ足が回らない。 サドルをわずかに前傾させる。 18(木) 43㎞ レースペース12m 強烈な向かい風の中ペースを上げてみる。よい感じ。20㎞/h台でいっぱいいっぱい。 20mほどやりたかったが、通行止めで終わり。 …

4月第2週

10(水) ローラー1h レースペース10m×1、171bpm 12(金) 移動しつつ都内LSD70km 13(土) 物見山103km レースペース30mくらい? 帰りハンガーノックで苦しむ。 数回甘いものを摂ったのに……。 LSDならば100㎞程度を無補給で走ったこともあるのに、なぜ?…

4月第1周

4(木) 40㎞ レースペース10m×1 やはりレースペースは実走がいい。ローラーだと走りの質が下がってしまう印象。栗村さんの本にある「肩を入れる」を心掛けているが、頭が下がる分空力が良くなる感じがある。 5(金) 40㎞ LSD 心拍数も若干上がりに…

3月第4週

28(木)LSD 40Km 回せ回せ。暑い! 30(土)ローラー1時間 レースペース10分×2本。174bpm、177bpm。きつい。 これでトレーニングと言えるのか?

3月第3週

19(火)LSD41km 21(木)LSD41km 足が回るようになってきた。 23(土)LSD40㎞ ひたすら……。 しばらくレースもないし、こんなものかな。 週末にロングを一度やりたかった。

渋谷「信玄」

飲み歩きについて書こうと思い立った。ならば、ここから始める他はない。 渋谷「信玄」。マークシティわきの地味なビルの2階。 こもったような声の、味のある親父さんが出迎えてくれる。はじめての人ならお通しの量に驚くと思う。大概はごった煮だけれど、…

12月第二週

11(火)LSD47km 14(金)都内移動しつつLSD60km 16(日)茨城までファストラン135km 心拍数140~180の間でひたすら走る。 R6は細かいアップダウンもあり、相当のトレーニングになる。 ひとりのトレーニングとしては、これが一番効くかな。

12月第1週

12/4(火) ローラー30m レースペース(L4:165~180bpm)10m L4をそろそろはじめる。週末にはショップの走行会がある。 12/5(水) ローラー1h L4×10m LSDやりながらサドル位置を少し前、上に。 回しやすくなった。 6(木) ローラー1h LSD 9(日…

11/18荒川86km

大きな仕事が終わったのでやっと乗る時間を確保できる。 LSDから始める予定が、木枯らし一号で予想外の高強度に。86km走ってave心拍数150bpm。L4(166bpm)×20m。心拍数がものすごく上がりやすい。弱くなった。 さて、次の目標はどのレースかしら。

サンカまたはそこにあるファンタジー

高田馬場に行ったら、ちょうど古本市をやっていた。そこで購入。 サンカの起源 ---クグツの発生から朝鮮半島へ作者: 筒井功出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2012/06/15メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 元の定価は税別でも2400円、古本市で…

自由業または自由にものを考えるということ

自由業とは、必要な能力さえあれば、自分で物事を考えられるということを意味する。もちろん、ルンペンに近づくということも……。 一年と少しの俸給生活は、興味深いものだった。日本の社会、組織とはこのように出来ているのか。 以前書いたかもしれないけれ…

「東北地方太平洋沖地震」半月後

怠慢と巨大な本ばかり読んでいたせいで全く更新しなかった。そこへあの地震が来た。 戦後最大の自然災害であることが明らかになった時点で、この地震によって、日本社会に何か変化が起こるのではないか、という期待感を少し持った。 専門化、蛸壺化、情報化…

五味川純平「虚構の大義」、「俘虜記」、「野火」、戦争

かなり前に一度読んでいるが、再読。 大岡作品、特に「野火」との共通点の多さに驚く。五味川によれば、この作品は「ドキュメント」らしいが、これは大陸における「野火」であると言ってよいと思う。 例えば、敵(この場合ソ連兵)は、具体的な存在としては…

大岡昇平「黒髪」

再読。学習研究社大岡昇平集。 最後、疎水に沿って歩く久子の背景(ゲームや漫画でいうところの純粋に視覚的なもの)が大岡らしく美しい。この本の最初の丸谷才一による解説に、大岡の水へのこだわりと、「オフィーリア」のイメージの指摘あり。

ヘミングウェイ「老人と海」

「普賢」に続き、ちょうど手元にあったこいつも四万字程度なので読む。十年程度前に読んだ記憶があるので、これも再読。 福田恒存の訳は読みやすく、あっという間に終わる。特に感動はなし。仕留めた後にサメとの第二の戦いが待っている娯楽的技術やマッチョ…

石川淳「普賢」再読

加藤周一は石川淳について「この作家の二極構造(またはdichotomy)は、一方に、「生活」、「地上」、「凡俗」、「生理」、「肉体」、「心理」をおき、他方に、「ことば」と「精神」を立てる」と書いている(「石川淳または言葉の力」)。これは石川の世界に…

大江健三郎「ピンチランナー調書」

序盤を除き、主人公「僕」が森・父のゴーストライターとなり、小説の大部分は森・父の一人称「おれ」で話が進む。この手の込んだ語りの仕方がどういう意味を持つのか僕にはわからなかったが、楽しめた。しかしやはり大江さんのこの文章はいただけないな。翻…

大江健三郎「個人的な体験」

障害を持った子を授かった直後の大江の作品。この作品に、彼の生涯の問題意識ははっきりと表れている。文章もあまり気にならず、楽しめた。 異常児を授かることすなわち「個人的な体験」と決して個人的ではない出来事すなわちフルシチョフの核実験との対比。…

加藤周一「日本文学史序説」第三章「「源氏物語」と「今昔物語」の時代」

加藤は、10〜12世紀のおよそ三百年を、第一の鎖国期とする。第二はむろん江戸時代である。こういう重要な視点をさらっと提示するのが加藤周一である。 摂関政治から院政に至るこの時代、この島国において起こったことは、第一に、一個の文化体系(平安文化、…

ゲーテ「若きウェルテルの悩み」

ブック・オフにて百円。 途中、ウェルテルがロッテのそばに帰ってきたあたりでずいぶん長い間ほったらかしにしていた。モーパッサン「女の一生」もそうだが、人間の本質的な問題に、つまらない技巧など無しに、ほぼ直球で切り込んでいるのが過去の傑作の特徴…

桑原武夫「文学入門」

岩波新書。五章に分かれている。 一章「なぜ文学は人生に必要か」。優れた文学はインタレスト(amusingではなく)を持つ。作者は、彼がインタレストを持った対象との間の主観-客観(特殊-普遍関係でもあろう。この点は、石川淳の「文学大概」における議論に…

大岡昇平「無罪」

大岡昇平による13の「裁判物語」(裏表紙より)。一日で読んだ。 「事件」もそうだったが、確かにこれは推理小説ではなく「裁判物語」と呼んだほうがよさそうである。想定された読者層のせいか、大岡的調査はそれほど徹底していない。彼の好きな、箴言的な…