2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧
筑摩現代文学大系。かなり時間を書けたが読了。その理由はこの泥みたいな文体にある。 野間の文体が、当時、結構なインパクトを与えたことは耳にしたことがある。その文体は、人間を、外と、内の両面から描こうとする「総合小説」の手段であるらしい。それは…
ちょっと時間かかったが読了。 まず、思わぬ特典がついていたことを書かなければならない。AMAZONで購入した古本だが、なんと石川の訃報記事が貼られていた。相当熱心な読者のものだったとみえる。記事はおそらく、朝日、読売、毎日のもの。コボちゃんが脇に…
渋谷にて鑑賞。想像より遥かに良かった。これは加藤周一を離れても、死を前にしたいち老人を主人公とした、死についての映画として相当のものであると思う。老人の一生に同時期の日本の歴史が重なり、最後それらは未来に向かって放られる。そして低音には、…
ちょっと前の朝日新聞朝刊にウィキペディアに関しての興味深い記事あり。 海外と比べると、日本のウィキペディアは匿名の編集者が非常に多く、また内容もアニメ漫画など娯楽に関するものが占める比率が非常に多いという。紙面には具体的に、検索数の上位に来…