空の下

フリーランスの編集者/ライター、佐藤の日記です。主な仕事に『栗村修の気楽にはじめるスポーツバイクライフ』『栗村修のかなり本気のロードバイクトレーニング』(いずれも洋泉社)、雑誌『バイシクル21』連載「輪上生活」など。ほかにも雑誌、WEBへの執筆多数。sato.takashi0970あっとgmail.com

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

加藤周一「日本文学史序説」第一章

一度図書館で読んだあと、上巻を購入し、しかししばらく放っておいた。加藤の死後、下巻も購入。彼の最大の仕事だろう。今、これを読む意味は大きい。 序章はとばすが、その冒頭で加藤が述べることだけは記したい。即ち「同時的構造を仮定することは、通時的…

エンゲルス「空想より科学へ」

五十円で買った書き込みだらけの、しかし前の持ち主氏は前半で飽きたらしく後半には書き込みはほとんどなかったのだが、汚い新書。しかしこれは面白い本である。社会主義の意味を、おぼろげにだが、感じた。 丸山真男は「日本の思想」の中で、かなりのページ…

「非実在青少年」メモ

今朝朝日に上記問題についての竹宮恵子とアグネス・チャンの対談あり。ネット上では相当に不毛な議論?が盛んなようで、しかもオタクはどうも反対しなければならないらしいくあまり近づきたくないが、重要な問題ではある。 反対派のよくいう、「メディアによ…